イベントレポート

杜の会(東京地区)開催報告(2023年6月24日)

皆さん、こんにちは。恒例となりました萩友会オンライン同窓会がアナウンスされましたね。これを機に、6月に行われた杜の会(東京地区)実開催の様子を紹介します。

まずは、杜の会のご説明です。杜の会は30年ほど前に東京周辺に在住する地球物理学専攻固体系のメンバーが、東京在住でおられた鈴木次郎先生・高木章雄先生を囲む会として発足しました。会は毎年1回東京で開催されてきました。その後は、仙台から現役の先生方にもご参加いただき、仙台と東京の交流の場にもなりました。修士を修了して民間会社に就職した私としては、若い人たちが現役の先生方とお話しして、例えば学位をとるきっかけになればいいなという考えもありました。

綿々と続いてきた杜の会ですが、今回「杜の会(東京地区)」と名乗っているのには理由があります。もともと杜の会というのは東京で行われる会の名称だったのですが、昨年現役の先生方からコネクト・リガクのオンライン同窓会の名前に「杜の会」を使いたいとの相談があり、快諾致しました。さて、ではオリジナルの東京の会の名称はどうしようかと考えたのですが、「元祖 杜の会」や「杜の会 本舗」でもないでしょうから、「杜の会(東京地区)」と致しました。「杜の会(東京支部)」でないのは、私の小さなこだわりです。

さて、前置きが長くなりました。杜の会(東京地区)は、ほぼ4年ぶりに、2023年6月24日(土)に開催されました。参加者は23名で、学部卒業年度は1967年から2003年までと広い世代に渡ります。

冒頭には2020年10月に亡くなられた高木章雄先生に黙とうを捧げました。当時は既にコロナ禍の真っただ中でご葬儀への参列もままならない状況でして、今回遅ればせながら改めて高木先生に感謝し思いを馳せることができました。

仙台からは地震・噴火予知研究観測センターの日野亮太教授にご参加いただき、青葉山の近況を紹介いただきました。コロナ禍も一段落し、キャンパスにも活気が戻ってきたようですね。昨今は全国的に里に下りてきたクマが話題となっていますが、青葉山も例外ではなくクマやイノシシが出没するとのこと。工学部からセンターに降りていく通路にもクマよけの電気柵が張られています。

もともとは立食を想定して準備したのですが、平均年齢もあがってきたので、自然にいくつかのテーブルに着席して話をするようになりました。そうしますと、どうしても一体感が失われてきます。そこで今回は初めての試みでしたが、全員が近況報告を致しました。これは大変面白かったです。仕事の話ばかりではなく、近況・昔話・趣味とか何でもありで、質問・コメントが(長いゾーというヤジも)飛び交い、和やかな雰囲気で進みました。

この会は16:00に始まり19:00にはお開きとなります。その後は近しい世代がそれぞれに分科会で盛り上がります。次回は、来年の6月29日(土)を予定しております。

会の最後には全員で添付の記念写真を撮影しましたので添付してご紹介します。久しぶりの顔も見られるのではないでしょうか。

この投稿を書くきっかけとなったのは、泉萩会会長で、学生時代の同級生 小原隆博さんとの会話です。同級生が会長でもありますし、少しは泉萩会ホームページに貢献しようかなと思った次第です。なお、私は2016年から毎年、地震・噴火予知研究観測センターで集中講義を担当しております。地下鉄も新幹線もない学生時代を送った者にとっては、青葉山も隔世の感がありますが、便利になったものです。泉萩会の益々の発展をお祈りいたします。

杜の会東京地区 会長
株式会社ウェーブレット
高橋 明久(S55卒)