2009年度 新博士自己紹介

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2009年度に博士号を取得した方で、原稿を頂いた方の自己紹介文を掲載します。
(平成22年3月27日現在、五十音順)

澤崎 郁

論文題目

方散乱近似に基づく理論エンベロープを用いた2003年十勝沖地震の短周期強震動の解析

指導教員
(研究室名)
佐藤春夫教授(固体地球物理学講座)
略歴 2001年: 福井県立武生高等学校卒業
2005年: 東北大学理学部理学研究科卒業
2007年: 東北大学大学院理学研究科博士前期課程修了
2010年: 東北大学大学院理学研究科博士後期課程修了
新博士からのメッセージ 地震学,特に短周期強震動の生成過程に関する研究を行ってきました.今後は自分 の研究を深く掘り下げるとともに幅のある研究を行い,様々な研究者との関わり合い を大切にしていきたいと思います.

木村智樹

論文題目

Generation and Propagation of Jovian Quasi-Periodic Low Frequency Radio Bursts
(木星準周期的低周波電波バースト現象の励起と伝搬)

指導教員
(研究室名)
三澤浩昭准教授(惑星プラズマ・大気研究センター)
略歴 平成13年3月 栃木県立宇都宮高等学校卒業
平成17年3月 東北大学理学部宇宙地球物理学科 卒業
平成19年3月 東北大学理学研究科博士課程前期(地球物理学専攻)修了
平成22年3月 東北大学理学研究科博士課程後期(地球物理学専攻)修了
今後について 宇宙航空研究開発機構で博士研究員をやります。
新博士からのメッセージ 優秀な先生・学生の皆さんに囲まれて、 学部の頃から非常に自由に研究させていただきました。 科学技術系の予算削減など、基礎研究に携わる者にとっては 風当たりが冷たく厳しいご時世ですが、 東北大学で学んだ事を総動員して 乗り切っていきたいと考えています。

梅澤拓

論文題目

A Study of Global Methane Cycle Based on Measurements of Its Carbon and Hydrogen Isotopes in the Atmosphere
(大気中におけるメタンの炭素・水素同位体測定に基づく全 球メタン循環の研究)

指導教員
(研究室名)
青木周司(理学研究科大気海洋変動観測 研究センター)
略歴 2000年4月 東北大学理学部物理系入学
2004年4月 東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程前期 入学
2006年4月 東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程後期 進学
2009年10月 東北大学大学院理学研究科研究支援者
今後について 4月より特別教育研究教員として引き続き現在の研究室で研究を続けます
新博士からのメッセージ 博士課程の間は朝から晩まで地道に測定を繰り返す日々で、その小さな 日々を積み重ねることが前に進むことだと実感することができました。 支えて下さった皆さまに感謝しながら、引き続き努力することでお返し して行きたいと思います。

田所 裕康(たどころ ひろやす)

論文題目

Numerical simulation of energetic ion and neutral cloud distributions in Saturn's inner magnetosphere
(数値実験に基づく土星内部磁気圏高エネルギーイオン・中性粒子分布特性の研究)

指導教員
(研究室名)
三澤浩昭 准教授(惑星プラズマ・大気研究センター 惑星電波物理学講座)
略歴 2001年4月 東北大学理学部化学系 入学
2002年10月 東北大学理学部宇宙地球物理学科転系
2005年4月 東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士前期課程 入学
2007年4月 東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士後期課程 進学
今後について 国立極地研究所 特任研究員
新博士からのメッセージ 宇宙に関する研究がしたくて地球物理学に転系しました。研究室配属以降は研究漬けの日々でしたが、 良い先生方、先輩方や後輩諸子に恵まれました。研究室以外でも多くの出会いがありました。実家が仙台より遠く離れた高知 ということもあり、文化の違いにも戸惑うこともありましたが、充実した学生生活がおくれたと思っております。 これら多くの方々の御助力が博士論文完成につながったことは言うまでもありません。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。 私の好きな言葉の一つに「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」というのがあります。解釈は様々ありますが、 「自分自身の経験は重要であるが、それが全てではなく、他者の経験を取り入れながら自分の経験としていく事が重要である」 という様に理解しております。 今後とも、他者の話を自分なりに柔軟に取り入れつつ皆様方と一緒に発展していければと思います。

佐藤 由佳

論文題目

Auroral radio emissions in the MF and HF bands 
(MF/HF帯オーロラ電波放射の研究)

指導教員
(研究室名)
小野高幸教授(太陽惑星空間物理学講座宇宙地球電磁気学分野)
略歴 秋田県出身
2001年4月 東北大学理学部物理系 入学
2005年3月 東北大学理学部宇宙地球物理学科 卒業
2005年4月 東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻修士課程 入学
2007年3月 東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻修士課程 修了
2007年4月 東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程 入学
2010年3月 東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程 修了
今後について 日本学術振興会特別研究員-PDとして出身研究室で引き続きお世話になります。
新博士からのメッセージ 小野教授を初めとした先生方、研究室の皆様、友人、そして家族からの支援と温かい 励ましにより、充実な研究生活を送ることができました。本当にありがとうございま した。今後も様々なことに挑戦して、自分の道を模索していきたいと思います。

Rahmat Hidayat

論文題目

Impact of the Madden-Julian Oscillation on rainfall variability and occurrence of extreme rainfall events over Indonesia
(インドネシアの降雨変動および多雨イベントの発生頻度に対するマッデン・ジュリアン振動の影響)

指導教員
(研究室名)
木津昭一 准教授(地球物理学専攻 地球環境物理学講座)
略歴 2004年10月 東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程前期 入学
2006年10月 東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程後期 進学
今後について (独)海洋研究開発機構 地球環境変動領域 でポスドク研究員とし て勤務します。
新博士からのメッセージ It was my great experience to study at Physical Oceanography Laboratory, Graduate School of Science. In this lab I have gained a lot of knowledge and skills. Also, I had the chance to learn and to share the knowledge from others by participating domestic and international conferences. Studying as an international student at Tohoku University was challenging and enriching. In addition, supporting from professors and friends around me was very helpful.

Kalaee, Mohammad Javad

論文題目

Study of the Mode Conversion Process of the Planetary Radio Emissions from inner magnetosphere

指導教員
(研究室名)
Professor T. Ono (Space Terrestrial Plasma Physics Lab.)

土屋史紀

論文題目

Development of Iitate Planetary Radio Telescope and investigation on the dynamics of Jupiter's radiation belt
(飯舘惑星電波望遠鏡の開発および木星放射線帯ダイナミクスの研究)

指導教員
(研究室名)
三澤浩昭(惑星プラズマ・大気研究センター)

鳥谷部 祐

論文題目

超音波キャビテーションを伴う液体金属中での低エネルギー原子核反応の研究

指導教員
(研究室名)
笠木治郎太(原子核理学研究施設)
略歴 北海道大学工学部原子工学科
北海道大学工学研究科量子理工学専攻
今後について 民間企業へ就職
新博士からのメッセージ 関係者の皆様の温かな御支援により、卒業することができました。 本当にありがとうございました。

松田 洋平

論文題目

陽子弾性散乱による陽子過剰核9Cの研究

指導教員
(研究室名)
小林俊雄(原子核物理)
略歴 2002年3月 東北大学 理学部 物理学科卒
2004年3月 東北大学大学院 理学研究科 物理学専攻 修士課程 修了
2009年9月 東北大学大学院 理学研究科 物理学専攻 博士課程 修了
今後について 2009年10月 東北大学 GCOE助教
新博士からのメッセージ 研究生活では色々楽しいことや大変なことなどありましたが、 今となっては全て良い思い出です。 これからもより多くの思い出を残せるよう研究に励んで 行こうと思います。

高橋 勲

論文題目

太陽電池用シリコンバルク多結晶の結晶成長過程における組織および 欠陥発生制御に関する研究

指導教員
(研究室名)
中嶋一雄 教授(結晶成長物理)
略歴 2001年 東北大学理学部物理系入学
2005年 東北大学理学研究科物理学専攻博士課程前期入学
2007年 東北大学理学研究科物理学専攻博士課程後期入学
今後について 電機メーカーに就職

阿部 伸行

論文題目

らせん磁性強誘電体における電気分極の磁場による制御

指導教員
(研究室名)
有馬孝尚教授(強相関固体物性研究室)
略歴 岩手県一関市出身
2001年3月 岩手県立一関第一高等学校卒業
2005年3月 横浜国立大学工学部知能物理工学科卒業
2007年3月 東北大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了
2009年4月 日本学術振興会特別研究員(DC2)
2010年3月 東北大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了
今後について 東北大学多元物質科学研究所 助教
新博士からのメッセージ  研究を進める過程では多くの方からご指導やご協力を頂きました。また、研究 室や博士課程の友人たちのおかげで大学院生活が楽しく充実したものとなりまし た。ありがとうございました。大学院での学びを活かし、これからも研究に精進 して行きます。

一色俊之

論文題目

ド・ハース−ファン・アルフェン効果を用いた四極子秩序と超伝導秩序の研究

指導教員
(研究室名)
青木晴善教授(極低温量子物理)
略歴 【学歴】
2000年3月 愛媛県立西条高等学校普通科卒業
2000年4月 東北大学理学部物理学科入学
2004年4月 東北大学大学院理学研究科物理学専攻博士前期課程進学
2006年4月 同 博士後期課程進学
2010年3月 同 博士後期課程修了
【職歴】
2006年4月〜2009年3月 日本学術振興会特別研究員(DC1)(任期3年)
今後について 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構に勤務
新博士からのメッセージ 私は博士課程在学中に、人生を大きく変える出来事や出会いがいくつもありました。中には、辛いこともたくさんありましたが、先生方、家族、友人など多くの方の支え の上に今の自分があると感じています。この場をお借りして、お世話になった方々に改めて感謝申し上げます。 これから博士課程へ進まれる方、博士課程では、研究だけでなく様々なことで試練がやってくることもあるかと思いますが、最後まであきらめず、そして周りの方と協力 しながら乗り越えてください。自分の信念を大切に!

中島恭平

論文題目

First results from 7Be solar neutrino observation with KamLAND
(カムランド実験における7Be太陽ニュートリノの初観測結果)

指導教員
(研究室名)
井上邦雄 (ニュートリノ科学研究センター)
略歴 1982年生まれ 新潟県出身
2001年3月 新潟県立新潟高等学校卒業
2005年4月 東北大学ニュートリノセンターに所属(学部4年)
2005年3月 東北大学理学部物理学科卒業
2007年3月 東北大学大学院理学研究科博士前期課程修了
2009年3月 日本学術振興会特別研究員DC2採用(2011年3月まで)
2010年3月 東北大学大学院理学研究科博士後期課程修了
今後について ニュートリノセンターで、フランスに検出器のあるDouble Chooz実験に参加する予定です。
新博士からのメッセージ 学部4年生からニュートリノセンターでカムランド実験に参加してきました。 ここに所属してから6年が過ぎ去りましたが、振り返ってみると密度の濃い研究生活を送ることが出来たのではないかとしみじみ感じています。 これまで本当に多くの方々に支えられて研究を続けることが出来ました。 今後も研究生活を続けて行く予定ですが、今まで受けた恩を何らかの形で社会に還元していければと考えています。

中山耕輔

論文題目

角度分解光電子分光による銅酸化物高温超伝導体バルク電子構造の研究

指導教員
(研究室名)
高橋 隆 教授 (光電子固体物性研究室)
略歴 2005年3月 東北大学理学部物理学科卒業
2007年3月 東北大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了
2010年3月 東北大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了
2007年4月-2010年3月 日本学術振興会特別研究員
今後について 現在の研究室で博士研究員
新博士からのメッセージ 多くの方々のご指導・ご協力のもと、研究に没頭できる環境にも恵まれ、 充実した研究生活を送ることができました。どうもありがとうございました。

石渡弘治

論文題目

Cosmic Rays from Decaying Dark Matter in Supersymmetric Model
(超対称模型における暗黒物質崩壊を起源とする宇宙線の研究)

指導教員
(研究室名)
諸井健夫(素粒子・宇宙理論研究室)
略歴 2001年 3月 福島県立安積高等学校卒業
同年 4月 東北大学理学部物理系入学
2005年 3月 東北大学理学部物理学科卒業
同年 4月 東北大学大学院理学研究科物理学専攻入学
2007年 3月 博士前期課程修了
2010年 3月 博士後期課程修了
今後について 日本学術振興会特別研究員として東京大学宇宙線研究所へいきます。
新博士からのメッセージ ほとんどのことが人並み以下にしかできない僕にとって、じっくり考えることが大切な物理は大きな自信でした。それが大学院に入ってから自分のあまりの無能さを実感し、何度もやめようと思いました。そこでは人との別れもあり、自分は何がしたいのか、何ができるのかを何度も考えました。その中で自分を方向づけたのは、続けることで何かが見えてくると信じる気持ちと、辛いとき辛いと人に言うこと、そして周囲の人の言葉の中から自分がまず何をすべきかを冷静に考えだすことでした。といっても一本道ではなく、あちこちぶつかりました。僕自身これでいいのか正直まだわかりません。でも、そうやってやってきた大学院生活は、辛いことは多かったけどとてもとてもいろいろなコトがみれました。なので、もう少しこのまま、物理を続けていこうと思います。以上、新博士のひとりごとでした。

清水百合

論文題目

Observation of Geo-Neutrinos with KamLAND
(カムランドにおける地球ニュートリノの観測)

指導教員
(研究室名)
井上邦雄(ニュートリノ科学研究センター)

中村俊太郎

論文題目

Axionic Mirage Mediation Mechanism of Supersymmetry Breaking

指導教員
(研究室名)
山口昌弘 素粒子・宇宙理論研究室

沼田和俊

論文題目

A study of light curves from rapidly rotating neutron stars
(高速回転している中性子星からの光度曲線の研究)

指導教員
(研究室名)
李 宇ミン 准教授
新博士からのメッセージ 多くの方々のおかげで大変有意義な研究生活を送ることができました。 この場をかりて、心から感謝申し上げます。